米企業の人員削減、最悪期脱した可能性も-民間アンケート調査

米国ではリセッション(景気後退) が長期化する見通しのなか、追加的な人員削減ではなく昇給や新規採用 の凍結によって人件費を圧縮する企業が増えていることが、民間のアン ケート調査で分かった。

雇用コンサルティング会社ワトソン・ワイアット・ワールドワイド が25日発表した2月の調査によると、人員削減を計画している企業は全 体の13%と、昨年12月調査時の23%から低下。また「人員削減は実施 済み」と回答した企業は52%と、2カ月前の調査の39%から上昇した。 調査は245社を対象に実施された。

ワトソン・ワイアットのストラテジック・リウォーズ部門グローバ ルディレクター、ローラ・シージェン氏は「過半数の企業が既にレイオ フ(一時解雇)を行ったと回答している。コスト削減の軸足は、より小 規模で持続性のある措置に移った」と指摘。企業は「今回のリセッショ ンは今後も続き、人員削減だけで乗り切ることはできない」という事実 と折り合いをつけたようだとの見方を示した。

失業者数はリセッション入りした2007年12月以降これまでに360 万人に達した。ブルームバーグ・ニュースが今月実施したエコノミスト 調査によると、失業率は年末までに8.8%と、26年ぶりの高水準に上昇 するとみられている。

-- Editor: Carlos Torres, Jeremy Torobin

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Bob Willis in Washington +1-202-624-1837, or bwillis@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972, or canstey@bloomberg.net

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