米ゴールドマン、政府が「バッド・バンク」設立なら買い手に回る公算

米政府から100億ドル(約9750 億円)の資本注入を受けた金融大手ゴールドマン・サックス・グルー プは、政府が不良資産を買い取る「バッド・バンク」を設立した場合、 買い手に回る可能性がある。フォックス・ピット・ケルトン・コクラ ン・キャロニア・ウォーラーのアナリスト、デービッド・トローン氏 が指摘した。

トローン氏は24日に行われたゴールドマンのデービッド・ビニ アー最高財務責任者(CFO)との会合後、「ゴールドマンはバッ ド・バンクの作業に参加することをあたかも待ち望んでいるようだ」 と指摘。「米エネルギー会社エンロン破たん後の市場低迷期に、ゴー ルドマンはエネルギー分野の投資で相当な成功を収めている」と付け 加えた。

ゴールドマンは銀行持ち株会社に転換し、投資家信頼感のてこ入 れを図るため政府支援を受け入れた。ガイトナー米財務長官は今月、 不良資産を買い取る官民合同のファンドを設立する方針を示した。同 ファンドの規模は1兆ドル規模に達する可能性があるが、まだ詳細は 明らかにされていない。

トローン氏は、ゴールドマンが受け入れた100億ドルの公的資金 については、承認されればすぐに返済を進める可能性が高いと説明し た。同社の主要な投資ポートフォリオに関しては、今四半期(2月期 末)終了後、不動産分野を中心に大幅な評価損を計上する公算が大き いとの見方を示した。

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