【注目株】アドテスト、日産、エプソン、日航、ヤマハ発、東芝(2)

26日の材料銘柄は以下の通り。

アドバンテスト(6857):半導体不況の長期化が懸念されるため、3 月末までに約1200人を削減するなどの構造改革を実施する。今期 (2009年3月期)の連結純損益は、関連費用などで780億円の赤字 (前期は166億円の黒字)となる見通し。

日産自動車(7201):26日付の日本経済新聞によると、日産は国内 工場での減産幅を縮小する。同社は1月に前年同月比6割、2月に同 7割強の減産を実施しており、在庫調整が進展したと判断、3月の減産 幅は5割前後に圧縮する。2月と比較すると、生産台数は2倍近くに増 える見通しだという。

セイコーエプソン(6724):中南米の連結子会社で過去数年間にわたる 不適切な経理処理により、約44億円の利益が過大計上されていたとす る社内調査結果を発表した。今期(09年3月期)の特別損失として一 括計上する。

トヨタ自動車(7203):26日のNHK報道によると、トヨタは09 年4月からの新年度の生産台数について、過去最高だった昨年度(07 年度)よりも200万台以上少ない600万台前半とする方針だ。世界的 な景気悪化で販売の低迷が当面続くためとしている。

日本航空(9205):26日付の日本経済新聞は、日航が本社の間接・ 管理業務を大幅に縮小すると報じた。人事、労務、調達、経営企画など 現在23ある部門を、今秋をメドに3分の2に統廃合。本社で働く従業 員の配置転換や、子会社・関連会社でも組織スリム化し、年間30億- 40億円のコストを削減するとも伝えている。

東芝(6502):米国テキサス州の電力会社「サウス・テキサス・ プロジェクト・ニュークリア・オペレーティング・カンパニー」から 140万キロワット級の原子力発電所2基の建設などを受注した。

ヤマハ発動機(7272):09年の二輪車の国内生産を前年比24%減 の26万台強に減らす、と26日付の日本経済新聞が報じた。国内需要 の歴史的な低迷に加え、輸出先の欧米市場も昨秋以降販売が冷え込んで 在庫が積み増しているためで、約40年ぶりの低水準となる。

パシフィックホールディングス(8902):旧産業再生機構の最高 執行責任者であった冨山和彦氏が設立した経営共創基盤の全額出資会社、 中柏ジャパンによる出資を受けられなくなった。これを受け同社ではあ らためて、優先株式発行による約470億円の増資を実現するため、優 先株式の発行価格、発行条件などの見直しを行い、中柏ジャパンを通じ て中国の投資家との協議を継続しているという。

ローソン(2651):コンビニエンスストア7位のエーエム・ピー エム・ジャパン(am/pm)を買収する。買収額は145億円。今後、 両社は来春をめどに合併することで協議していく予定。

鉄鋼株:日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は25日、 ことし1-3月に39年ぶりの低水準に落ち込む見通しの国内粗鋼生産 について、4-6月には若干回復するとの見通しを示した。

資源株:新日本石油(5001)、国際石油開発帝石(1605)、日揮 (1963)は25日、イラクの油田開発の入札への参加を検討すると発表 し。3社の会長はすでに同国を訪問し、マリキ首相らと会談した。ただ、 日本側コンソーシアムと入札などの詳細については、イラク側と交渉中 のため発言できないとしている。

キング工業(7986):金庫やロッカーなどの需要の落ち込みや、工 場の設備増強に伴う経費増加も重なったことなどを理由に、08年12月 期の業績予想を下方修正。繰延資産取り崩しによる税金負担も響き、連 結純損失は従来計画の1億5000万円から4億2900万円と赤字幅が拡 大したもよう。前の期は4800万円の黒字だった。

日本トイザらス(7645):売り上げが集中するクリスマス商戦で苦戦 したことなどから、09年1月期の単独純損益は従来計画の1000万円の 黒字から29億9000万円の赤字になったもよう。不採算店を中心とし た減損処理や、日本マクドナルドに対して支払う和解金なども収益悪化 要因となった。

三井物産(8031):4月1日付で単元株式数を1000株から100株 に変更する。株主の利便性を高め、投資家層の拡大を図るのが狙い。

応用技術 (4356):製造業向けソリューション関連業務の一部でプロ ジェクトの延期が発生、新規事業のオンサイト高付加価値サービス提供 業務も計画未達となり、08年12月期の連結純損益は4900万円の赤字 に転落したもよう。従来計画は1億800万円の黒字、07年12月期実 績は2億1400万円の黒字だった。

ダイドードリンコ(2590):2月の飲料事業の単月販売状況(速報 値)は、前年同月比0.5%減。果汁や炭酸、ミネラルウォーターは好調 だったものの、主力のコーヒーが低迷したことが響いた。

サニックス(4651):同社子会社が発電した電力を日本卸電力取引 所で取引することを決めた。取引開始日は3月1日。今期業績に与える 影響は軽微としている。

吉野家ホールディングス(9861):同社全額出資子会社の吉野家は、 東京都新宿区に保有する土地を都内不動産管理会社に売却することを決 めた。これに伴い、固定資産売却益15億7400万円を特別利益として 計上する。連結業績見込みについては、確定次第発表する。

理研ビタミン(4526):創立60周年を8月に迎えることを踏まえ、 09年3月期に1株当たり2円の記念配を実施する。この結果、期末配 当は記念配を合わせ18円50銭になる。従来計画と前期実績は16円 50銭。

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