アジア株:上昇、円安や米銀の健全性への見方で-自動車や金融が高い

25日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は前日付けた約5年ぶり安値から持ち直し た。円安を材料に日本の自動車メーカーが上げたほか、米当局が金融 機関の財務強化に取り組むとの見方から金融株も買われた。

トヨタ自動車は4.2%高。円が対ドルで3カ月ぶりの安値を付け たことを好感した。三菱UFJフィナンシャル・グループは3.7%高。 米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁が、米国の大手行の資 本は十分との認識を示したことを好感した。一方で、オーストラリア の不動産投資信託(REIT)大手、グッドマン・グループは18%安。 2008年7-12月(上期)決算が赤字となったことが嫌気された。

インベスターズ・ミューチュアル(シドニー)で約30億ドル相 当の資産運用に携わるヒュー・ダイブ氏は「投資家はあらゆる所に安 堵(あんど)感を探し求めている」とし、「きょうは週初よりは信頼感 が高まったが、私はあまりにも多くの企業が先行きが分からないとし ている事実に困惑している」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時34分現在、前日 比1.6%高の75.54。日経平均株価は前日比192円66銭(2.7%)高 の7461円22銭で終了した。

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