鉄スクラップ価格:前週比0.6%安-国内電炉減産で在庫処分売りも

日本鉄源協会(東京都中央区)が 25日公表した国内主要3地域における2月第4週の鉄スクラップ平均 価格(東京、名古屋、大阪:標準品H2)は、1トン当たり1万8955 円と前週比で111円(0.6%)下落した。国内電炉メーカーの生産縮小が 続く中、輸出にも勢いがなくなり、相場は低位安定しつつある。

昨年11月に1万円を割り込んで以降、鉄スクラップ価格は中国向 けなどの輸出需要でゆるやかに上昇、今年2月第1週は2万円近くの 水準を付けたが、翌週からじりじりと下落を始めた。

大手スクラップ商社の三井物産メタルズによると「国内電炉メー カーが月を追って減産を進めるなか、国内スクラップ事業者が在庫処 分を急ぐ傾向がある」(乗田佐喜夫・執行役員)という。別の大手総 合商社では、1-2月に国産スクラップを大量に購入した中国への輸 出が減少しつつあるとしている。

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