米GM破たんなら銀行などに恩恵-アドバイス料は12億ドルにも

米自動車最大手ゼネラル・モーター ズ(GM)が破産申請すれば、銀行や会計事務所、法律事務所にとって 思わぬ恩恵となりそうだ。アドバイス料金は総額12億ドル(約1160億 円)とリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たん時を上回る見 込みだ。

GMは昨年12月2日に、米政府からの借り入れ以外の債務620億ド ルを約半分に圧縮する必要があると公表した。これができない場合はリ ーマン同様、破産法適用を求める可能性がある。カリフォルニア大学ロ サンゼルス校で破産法を教えるリン・ロプキ氏によれば、リーマンが支 払った手数料の総額は9億600万ドルと概算される。

破産に関するデータベースを構築している同氏は「思わぬ恩恵は既 に降り注ぎ始めた。これは破産法下の更正手続きの間を通して続く」と した上で、「GMの財務状況は非常に悪い。破産申請せずに債権者に譲歩 を強制することはできないので、必要な債務圧縮を裁判所の外で達成す るのは無理だろう」と語った。

GMはモルガン・スタンレーとブラックストーン・グループ、エバ ーコア・パートナーズなどからアドバイスを受けている。全米自動車労 組(UAW)のアドバイザーはラザード。事情に詳しい複数の関係者が 明らかにした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE