金先続落、政府の株価対策で株高・債券安-2カ月半ぶり安値

ユーロ円3カ月金利先物相場は 続落(金利は上昇)。政府の株価対策をめぐる報道で株高・債券安 が進み、金先も売りが強まった。取引対象であるユーロ円TIBO R(東京銀行間貸出金利)下げ止まりの影響もあり、中心限月は約 2カ月半ぶりの安値をつけた。

中心限月2009年6月物は、前日比0.010ポイント安い99.415 (0.585%)で取引開始。売り優勢な展開が続き、午後に0.040ポイ ント安い99.385と昨年12月16日以来の水準まで下落した。

RBS証券の市川達夫シニアストラテジストは、「政府が公的 資金で株買い取りの検討に入ったとの報道や、3カ月物国庫短期証 券の入札などの要因が重なった」という。

25日付日本経済新聞朝刊は、政府が株価下支えへ向け、公的資 金による株式買い上げなどの案の検討に入ったと報道。これを受け、 日経平均株価の終値は192円高の7461円と、4営業日ぶりに反発し た。

財務省がこの日実施した3カ月物国庫短期証券(TB)6回債 の入札では、最高落札利回りが前回より2.4ベーシスポイント(bp) 高い0.2749%に上昇。市場では、水野温氏日銀審議委員が今月5日 に行った発言を手掛かりにした過度な政策期待がはく落したとの見 方が出ている。

ユーロ円TIBOR(東京銀行間貸出金利)3カ月物は、日銀 決定会合後の20日に0.70769%まで低下、それ以降も同水準で推移 している。

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