短期市場:翌日物は調達需要が増加-オペ期日到来やレポ強含みで

短期金融市場の無担保コール翌日物は0.11-

0.12%付近で底堅く推移しており、証券会社から調達需要が増えているもよう。こ の日に期日が到来する日本銀行の資金供給オペが継続されなかったうえ、資金需要 の高まる月末が近づいてレポ(現金担保付債券貸借)金利も強含んでいるためだ。

翌日物は前日の加重平均0.109%に対し、一部証券会社が0.12%で調達したほ か、地方銀行は0.11%で資金を確保している。一部大手銀行の調達が0.10%に控え ており、前日は0.11%でも調達が見られていた。0.125-0.13%では運用希望がし っかり提示されている。

インターバンクの市場関係者によると、前日のオペの継続見送りが影響してお り、あす以降の資金供給の動向も注視されるという。

レポは、当日や26日の受け渡し分が0.15%程度、月末の27日分は0.17-

0.18%となっている。25日は本店共通担保オペ1兆円、26日は全店オペ2兆円の期 日が到来する。前日に25日分のオペが見送られ、レポが上昇する場面も見られた。

9兆円台と高水準の準備預金残高(除くゆうちょ銀)が維持されており、銀行 の積み上げも進む中、翌日物取引は総じて落ち着いている。ただ、株安や月末決済、 3月4日の税揚げを控えて資金の出し手が慎重になりやすい面もある。

この日の国庫短期証券(TB)3カ月物の入札では、落札利回りが0.26%台に 上昇しそうだ。月末や月初はレポが強含むうえ、既発債に在庫調整の売り圧力も指 摘されている。3カ月物利回りは前週19日の日銀金融政策決定会合を境に上昇して おり、一部のディーラーで在庫が積み上がっている可能性もあるという。

現先オペ4兆円継続

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを12営業日連続の4兆円で通知した。 スポットネクスト物(2月27日-3月2日)が3兆円、1週間物(2月27日-3 月6日)は1兆円。前日のスポットネクスト物の平均落札金利は0.133%、1週間 物は0.154%だった。

一方、午前9時20分の即日実行の定例金融調節は見送られ、この日の当座預金 は2000億円減の13兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は横ばいの9兆 4000億円程度になる見込み。

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