ケープサイズ型運賃:3カ月で最大の下げ-リオが出荷延期の可能性

鉄鉱石や石炭などの商品の運搬レ ートが24日、過去3カ月で最大の下落率を示した。英豪系リオ・ティ ントが、豪ウエスタンオーストラリア州からの出荷が遅れる可能性があ ると発表したことから、船舶供給が増加するとの見方が広がった。

ブルームバーグ・ニュースが入手したリオの23日付書簡による と、同社は「フォースマジュール」を宣言した。フォースマジュールは 不可抗力の事態が発生したことを理由に、生産会社が出荷を免除される 条項。書簡によると、鉱山と沿岸部を結ぶ鉄道が洪水に見舞われたこと が原因で、この決定は現地時間14日午前7時以降の出荷に適用されて いる。リオの広報担当者、ニック・コバン氏は、同社の方針によりフォ ースマジュールに関してコメントはできないと述べた。

海運市場に投資するヘッジファンドとして最大手のM2Mマネジ メントの共同マネジングディレクター、スチュワート・レイ氏は「海運 業界は大きな打撃を受けている」と指摘。豪州からの出荷が少ないため 一部の船主企業はブラジルでの荷積みに向け船を出航させざるを得ない との見通しを示した。

バルチック取引所(ロンドン)によると、鉄鉱石の運搬船として 最も一般的なケープサイズ型船舶の運搬レートは24日、9.8%下げ、 1日当たり3万4284ドル。昨年11月26日以降で最大の下落率を示 した。これにより、バルチック・ドライ指数も3.6%下落し、2010ポ イントとなった。

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