短期市場:翌日物は底堅い展開か、月末接近や短国需給でレポ強含み

短期金融市場の無担保コール翌日 物は底堅い展開が見込まれる。高水準の準備預金残高が維持されるも のの、資金需要の高まる月末が近づいて資金の出し手が慎重になるう え、短期国債の需給要因からレポ(現金担保付債券貸借)金利も強含 んでいるためだ。

24日の翌日物の加重平均金利は0.1ベーシスポイント(bp)上 昇の0.109%。一部大手銀行が0.12%で調達を始め、その後は0.10 -0.11%で取引された。取引が一巡すると閑散になったが、終了にか けて一部の大手行で0.11%、地方銀行で0.13%の調達も見られた。

9兆円台と高水準の準備預金残高(除くゆうちょ銀)が維持され ており、銀行の積み上げも進んでいるため、翌日物取引は総じて閑散 だ。ただ、株安や月末決済、3月4日の税揚げを控えて資金の出し手 は慎重になりやすく、流動性の低下から金利が強含みやすい面もある。

レポは、25日の受け渡し分が0.13%から0.16%まで上昇し、月 末27日分も0.17-0.18%に水準を切り上げている。前日の市場では 25日開始の本店共通担保オペが見送られたうえ、国債買い現先オペの 落札金利もじり高基調となっている。

この日の国庫短期証券(TB)3カ月物入札を控えて、既発債に は在庫調整の売り圧力が指摘され、3カ月物は0.25-0.255%となっ ている。前週19日の日銀金融政策決定会合を境に利回りが上昇してお り、一部のディーラーで在庫が積み上がっている可能性もある。

準備預金9.4兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、当座 預金は2000億円減の13兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は横ばいの9兆4000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想 では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆3200億円と積み終了先 3兆9600億円から推計した中立水準は8兆3000億円程度になる。準 備預金の積みの進ちょく率かい離幅はプラス8.3%まで拡大。

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