欧州株:続落、業績懸念や独景況感指数の悪化で-ノバルティスが安い

欧州株式相場は続落し、600銘柄で 構成するダウ欧州株価指数は年初来の下げ幅を拡大した。リセッション (景気後退)深刻化が企業利益への重しとなるとの懸念が広がった。ま た、ドイツの企業景況感が26年ぶり低水準に落ち込んだことも材料と なった。

スイスの製薬メーカー、バシレア・ファーマスーティカは、通期決 算の赤字が嫌気され、37%急落した。スイスの同業、ノバルティスは

1.9%安。ダニエル・バセラ最高経営責任者(CEO)が製薬価格と特 許拡大への圧力が今年強まると述べたことがきっかけ。

ダウ欧州株価指数は前日比1.4%安の172.86と、2003年3月以来 の安値で終了。年初来の下落率は13%となった。

クレディ・スイス・アセット・マネジメント(ロンドン)のボブ・ パーカー副会長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「過 去100年で最悪の弱気相場の年となる可能性がある。何が相場を安定さ せ、上昇のきっかけとなるかを考える必要がある」と語った。

24日の西欧市場では、18市場中16市場で主要株価指数が下落。ダ ウ・ユーロ50種株価指数は前日比0.7%安、ダウ欧州50種株価指数は

1.4%下げた。

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した2月の独企業景況感指 数は82.6と、前月の83.0から低下し、26年ぶり低水準に落ち込んだ。

ブルームバーグのデータによれば、1月12日以降に発表されたダ ウ欧州株価指数の構成銘柄179社の決算は平均83%の減益だった。

BMW、ノルスク・ハイドロ

独高級車メーカーのBMWは4.6%安、ノルウェーの石油・ガス生 産最大手、ノルスク・ハイドロは2%下げた。両銘柄とも投資判断の引 き下げが売りのきっかけとなった。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比34.29ポイント(0.9%)安の3816.44。 FTオールシェア指数は16.13ポイント(0.8%)下げ1918.66。

ドイツのDAX指数は40.70ポイント(1%)安の3895.75。HD AX指数は21.33ポイント(1.1%)下げ1944.38。

フランスのCAC40指数は19.82ポイント(0.7%)低下し

2708.05で終了した。

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