中国株(終了):上海総合指数、約2週間ぶり安値-資源・金融株安い

中国株式相場は下落し、上海総合指 数が2週間余りでの安値となった。資源株と金融株が安い。世界的なリ セッション(景気後退)の影響で原材料需要が抑制され、企業利益が減 少するとの懸念が強まった。

中国の石油大手、ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)と中国 石油化工(Sinopec、600028 CH)は、原油相場の下落を背景に 大幅安。国内製鉄最大手の宝山鋼鉄(600019 CH)は5.6%安。スイス の銀行大手、UBSが世界の製鉄各社はあまりにも急激に生産を増やし ているとの見方を示したことが影響した。

中国の証券大手、中信証券(Citic証券、600030 CH)は9.8% 安。利益見通しに比べ最近の値上がりは行き過ぎとの懸念が広がった。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「株価の上 昇は急速過ぎて、ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)が本当に追い付 いているとは思えない」と指摘した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は前日比105.12ポイント(4.6%)安の2200.65 と、終値として今月6日以来の安値となった。値下がり銘柄と値上がり 銘柄との割合は約5対1。年初来上昇率は21%に低下した。

上海証取と深セン証券取引所のA株に連動するCSI300指数は、 前日比4.5%安の2301.85で引けた。

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