米AIGの生保部門、メットライフと仏アクサが買収提案-関係者

米政府の公的管理下にある保険大手 のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が世界50カ国 以上に事業展開する生命保険部門に対して、米生保最大手メットライフ と仏アクサから買収提案を受けたことが、事情に詳しい関係者3人の話 で明らかになった。実現すれば、AIGの事業分割プロセスで最も大型 の売却案件となりそうだ。

関係者によると、メットライフはアメリカン・ライフ・インシュア ランス(アリコ)に対し112億ドルの仮提案を行った。アリコの財務状 況の悪化を理由に買収額が約80億ドルに減額される可能性もあるとい う。関係者らは交渉が非公開だとして匿名を条件に語った。一方、仏ア クサの対抗案は、アリコの最大市場である日本での事業を除いた部分を 買収する内容。

関係者の1人によると、1500億ドルの政府支援の一部を返済するた め多くの事業部門売却を迫られているAIGは、適切な価格で買い手を 見いだせない場合、アリコ部門の売却を棚上げするか、株式を公開する 可能性もある。

メットライフの広報担当ピーター・スタック氏はコメントを差し控 えた。AIGの広報担当クリスティーナ・プレット氏と仏アクサの広報 担当エマニュエル・トゥゾー氏のコメントも得られていない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE