大崎電続伸、オール電化用メーターの需要期待-CSK金融研は格上げ

電量メーターで国内首位の大崎電 気工業の株価が一時、前日比7.3%高の634円と続伸。「オール電 化」への移行に伴う電子式メーターの需要増などが期待されている。国 内景気の一段の冷え込みが警戒される中、相対的に業績安定感がある内 需インフラ系企業として投資資金を集めた。午前出来高は26万株と、 年初から前日までの1日当たり平均20万株をすでに上回る。

家庭用電力メーターは、機械式から電子式に移行している。家庭用 電力の「オール電化」に伴い、電力会社は深夜割引など時間帯別料金の 導入が可能となった。このため、細かな計測が必要となり、電子式の需 要が急速に高まっている。しかし、電子式の普及率は08年9月末時点 で6%程度に過ぎない。

会社側によると、2000年度の電力小売部分自由化から、「前年比 で2割を上回る伸び率で置き換わりが起きている」(IR担当の大橋則 一氏)という。競合先は東芝や三菱電機など。

CSK-IS金融経済研究所の鳥居寛シニアアナリストは、「電子 式は潜在需要が高い。同社は関西電力向けに、検針や立ち会いが不要に なる自動システムも手掛けており、内需系インフラ企業として期待でき る」と評価する。同金融研では23日付で、大崎電の投資判断を従来の 「中立プラス」から「アウトパフォーム」に引き上げた。株価は2月9 日に年初来高値(708円)を付けた後、前日は559円まで下げている が、「押し目を拾う良いチャンス」と、鳥居氏は見ている。

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