与謝野財務相:株価対策検討へ、買い手不在の下落好ましくない(2)

与謝野馨財務・金融・経済財政担当 相は24日の閣議後会見で、昨日の米株式市場の下落を受け日本の株価に ついて、「マイナスの影響があることは予想される」と述べ、株価が買い 手不在の中、必要以上に下がることは好ましくないと指摘。その上で、 政府・与党で株価対策について検討していく考えを示した。

同相は「私としては財務省、金融庁、内閣府で株価に対する一般的 な対策はどうあるべきかということをやるべきだと先週の金曜日、事務 方と話していた」ことを明らかにし、「きょうの東京市場の様子を見て、 いろいろ考えなければならないことは出てくると思う」と語った。

与謝野財務相はまた、新たな株価対策について、詳細への言及は避 けた上で、「どうも昭和16年にもやったらしいが、そこの勉強が進んで いない。僕がサラリーマンになった翌年の昭和39年は第1次山一(証券) 危機が来て、そういうのをやった」と述べた。

同相は、「株価下落の影響は想像以上に大きい」と述べ、特に銀行が 持っている資本や生保が運用している運用資産、そのほかにも株を持っ ている方への逆資産効果などがいっぱいある」と説明した。その上で、 「株価は市場で決まるのでしようがないことだが、あまり売り方が強く 買い方が誰も現れない状況だと、必要以上に影響を与えながら下がって いく状況は決して好ましくない」と懸念を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE