ジーンズ株が続落、暖冬でコート不振-前期既存店売上高が計画下回る

カジュアルウェアの専門店ジーンズ メイトの株価が続落。個人消費の落ち込みに加え、暖冬の影響でコート などの販売が不振となり、2009年2月期(20日締め)の既存店売上高 は当初計画を下回った。客数が大幅に減少して月次の売上高の落ち込み が大きくなっているため、業績悪化不安が高まった。

株価は売り気配で取引開始。午前9時5分、前日比2.6%安の449 円で売買が成立した。

同社は23日取引時間終了後、月次売上高を開示した。08年9月- 09年2月の既存店売上高は前年同期比11.1%減と、同社が計画してい た同10%減と比べ、1.1ポイントの未達となった。

2月単月では前年同月比16.6%減。全店ベースでは同20.3%減と 落ち込みが大きい。同社広報担当によると、2月は気温が高めに推移し たことで、コートなどのアウターが売れなかった。また、退店が7店あ ったことも要因に挙げられるという。前期の退店数は10店舗。期末に 向けて退店が加速した。

景気悪化のあおりを受けて客足も遠のいている。2月の既存店客数 は前年同月よりも14.6%減った。同社の主要顧客は20-30歳代の男性。

同業他社より落ち込み大きい

衣料業界の2月既存店売上高をみると、ライトオンが前年同月比

13.2%減、西松屋チェーンが同4.8%減で、ジーンズメイトの13.9%減 はこれらより落ち込みが大きい。

一方、カジュアル衣料ブランドを展開するファーストリテイリング は、1月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は同5.7%増。昨年12月の

10.3%増からプラス幅は縮小したものの、春物衣料が順調に立ち上がり、 3カ月連続でプラスを維持した。

十字屋証券投資情報室長の岡本征良氏は、「ジーンズメイトはかつ て人気が高かったが、ユニクロなどの参入でブランドイメージが弱まっ ている。主力のジーンズではユニクロが割安感の強い商品を出している うえ、高級なものは百貨店で販売している。このため、ジーンズメイト の商品に付加価値を付けにくい」と話していた。

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