米トウモロコシ・大豆先物:反発-米国産の輸出需要拡大との観測

シカゴ商品取引所(CBOT)で は23日、トウモロコシ相場が10週間ぶりの安値から上昇し、大豆相 場も9営業日ぶりに反発した。米国産穀物が割安となったため輸出需要 が拡大するとの観測が高まった。

世界的なリセッション(景気後退)の拡大により需要が減退し、 トウモロコシ相場は先週、7週連続で下落。大豆相場は今年に入って7 週のうち週間ベースで5回下落した。米財務省は23日に発表した声明 で、米主要銀行の破たんを阻止するため、米金融当局が追加資本を注入 する方針を示した。

ローチ・アグ・マーケティングのジョン・ローチ社長は顧客向け 文書で「経済関連のニュースは現在、最悪の状態だ」と指摘。「資本注 入が進むなか、市場関係者は、ここ数カ月間あふれていた極めて悲観的 な情報ではなく明るいニュースを求めている」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場3月限終値は前週末比1.5セン ト(0.4%)高の1ブッシェル当たり3.5175ドル。20日には3.42 ドルと、中心限月としては昨年12月12日以来の安値まで下げた。大 豆先物相場5月限は12.75セント(1.5%)高の同8.76ドルだった。

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