NY外為(午前):円下落、米政府の銀行株持ち分引き上げ観測で

23日午前のニューヨーク外国為替 市場では、円が全主要通貨に対して下落。米政府が銀行システムを支援 するため、銀行株の保有比率を引き上げるとの観測から、逃避先として の円需要が弱まった。

円は対ドルで昨年12月以来の低水準に落ち込んだ。また、円はユ ーロと英ポンドに対しても下げた。米紙ウォールストリート・ジャーナ ルは事情に詳しい複数の関係者の話を基に、米政府のシティグループ普 通株保有比率が最大で40%に達する可能性があると報じた。

一方、ポンドはドルに対して3営業日連続で上昇。英銀ロイヤル・ バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が10億ポンド (約1400億円)以上の経費削減と不良資産の分離を計画しているとの 関係者の発言が手掛かり。

ニューヨーク時間午前9時05分現在、ドルは対円では1.4%上昇 し、1ドル=94円63銭(前週末は93円35銭)。一時は昨年12月1 日以来の高値となる94円95銭に達した。

ユーロは円に対して1.2%上げ、1ユーロ=121円71銭(前週末 は119円68銭)。一時は1月19日以来の高値となる1ユーロ=121 円93銭まで上昇した。一方、ユーロは対ドルでは0.1%下げ、1ユー ロ=1.2810ドル(前週末は1ユーロ=1.2826ドル)。

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