米政府:銀行への追加資本注入約束、破たん阻止-今週資本査定を開始

米国の金融監督当局は23日、同 国の大手銀行に追加資本を注入する方針を示し、破たんを阻止する決 意を表明した。当局は今週、銀行の資本が十分であるかを確認するた めの査定を開始する。

米財務省と連邦準備制度理事会(FRB)、連邦預金保険公社(F DIC)、通貨監督庁(OCC)、貯蓄機関監督局(OTS)は共同 声明で「経済成長の回復に欠かせない与信供与のために十分な銀行の 資本と流動性を確保する」とし、「米政府は今回の金融危機が続く間、 銀行システムをしっかりと支える」と表明した。

当局は、査定によって資本増強が必要と判断された銀行が民間投 資家からこれを調達できない場合は、追加の公的資金を注入する方針 を示した。公的資金を受ける銀行は「強制転換優先株」を発行し、こ れらは「必要な場合に限り」普通株に転換されるという。

発表によると、財務省が既に保有するシティグループやバンク・ オブ・アメリカ(BOA)の持ち分も、転換権付き優先株に変更する ことができる。追加資金は危機の間の損失拡大の影響を「一時的に」 和らげるためのものだという。

銀行が「さらに困難な経済環境」に耐えられるかどうかを調べる 資本査定は25日に開始される。共同声明は、「大手米銀の資本は現 在、十分とされる水準を超えている」とした上で、「このプログラム はこれらの大手銀が、経済環境が悪化した場合も金融システムにおけ る必須の役割を継続的に果たし景気回復を支えることができること を確実にするためのものだ」と説明している。

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