松竹株が9カ月ぶり高値、「おくりびと」が米アカデミー賞受賞(2)

映画大手、松竹の株価が4営業日続 伸。米国時間22日(日本時間23日)に開催されている映画界最大の祭 典、米アカデミー賞の発表・授賞式で、同社配給の「おくりびと」(滝 田洋二郎監督)が外国語映画賞を受賞した。日本における興行収入も会 社側の想定を上回っており、収益への好影響が期待されている。

午後1時10分現在の株価は前週末比4.6%高の676円。米アカデミ ー賞受賞が情報端末などで伝わると、5.6%高の682円まで買われた。同 水準は2008年5月20日以来、約9カ月ぶりの高水準。

「おくりびと」は、山形県庄内地方に帰郷した主人公が遺体をひつ ぎに納める「納棺師」の仕事に就き、死をめぐる人間模様を通じて成長 していく人間ドラマ。カナダのモントリオール世界映画祭で最高賞に輝 いたほか、今月20日に発表された第32回日本アカデミー賞では最優秀 作品賞ほか10部門で受賞、国内外で高い評価を受けている。

松竹IR担当の高橋俊之氏は「おくりびと」について、「興行収入 が30億円を超え、想定以上のヒット作となった。米アカデミー賞ノミネ ートなどもあり、上映時期を延ばしているところもある」と説明した。

松竹の今期(09年2月期)業績予想は、連結売上高が前期比1.0% 増の945億円、営業利益が同53%減の9億円、1株利益(EPS)は1 円21銭。

アカデミー賞のホームページ {http://www.oscars.org/} 日本アカデミー賞      {http://www.japan-academy-prize.jp/}

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