資金調達懸念でノンバンクや不動産株が急落-SFCGが経営破たん

中小やベンチャー企業に融資などを 手掛けるNISグループなどノンバンク株が軒並み急落。金融サービス 事業を展開するSFCGが23日に経営破たんした。金融危機によって 金融機関の貸出姿勢が厳しくなっており、資金調達に対する不安から、 ノンバンクをはじめ借入金が多い不動産、建設株も大きく売られた。

SMBCフレンド証券投資情報部の東秀昭課長代理は「SFCGの 経営破たんをきっかけに、短期資金の調達に対する警戒感が広がった。 NISグループやロプロは独立系の色合いが強く、売られやすい。消費 者金融は過払い金へ対応で体力が弱まっている」と語った。

SFGCが23日開示した資料によると、負債総額は3380億円で、こ とし最大の上場企業の経営破たん。過払い金返還請求の増加で経営環境 が悪化していた同社は、不動産担保貸し付けを強化していた。ここにサ ブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題に端を発する 金融危機が重なり、国内外の金融機関からの資金調達が困難になった。

SFCGの株価はストップ安(制限値幅いっぱいの下落)となる前 週末比15%安の1092円で比例配分。約199万株の売り注文を残した。 SFGCに出資する光通信も大きく値を下げた。

大手ノンバンクでは武富士やアイフル、アコム、クレディセゾンが 急落し、52週安値を更新した。不動産関連部門が大きいオリックスも大 幅安となり、東証1部その他金融指数は6.6%安の158.98ポイントと、 33業種中の下落率1位。株価水準が低い銘柄ではNISグループが同 20%安の16円、日本アジア投資が同18%安の37円など、東証1部下落 率ランキング上位に並んだ。

建設や不動産も下落

不動産関連株も下げた。住友不動産は同7.9%安の892円まで下落。 同社の08年3月期の連結有利子負債は前の期比13%増の1兆6650億円 と、3期連続で増加している。また長谷工コーポレーションは08年9 月末に2288億円と、同年3月末と比べ39%増えた。

大成建設や鹿島などの建設株も下落。財団法人の建設経済研究所が まとめた主要建設会社決算分析によると、大手39社の08年9月末の連 結有利子負債は前年同月比3.4%増の3兆904億円と、増加傾向にある。 同研究所ではこの点について、大手にみられた開発事業拡大のための借 入増大とは異なる理由によるものとし、今後の動向に着目する必要があ るとしている。

--共同取材:上野 英治郎、Editor :Makiko Asai

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