【個別銘柄】ノンバンク、金関連、いすゞ、東洋電、大阪ガス、郵船航

23日の日本株市場における主な材料銘柄 の値動きは以下の通り。

SFCG(8597):ストップ安水準となる前週末比15%安の1092円売り 気配。同社は23日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立てて受理された。 負債総額は3380億円で、ことし最大の上場企業の経営破たん。不動産市況悪 化で主力の不動産担保貸し付けでの資金繰りが悪化し、自助努力による再建を 断念した。SFCGに11.5%出資する光通信(9435)は一時18%安の1341円 まで下落。厳しい経営環境が再認識され、東証1部市場の値下がり率上位には、 アイフル(8515)やNISグループ(8571)などノンバンク銘柄が多く並ぶ。

金関連銘柄:アサヒピリテック(5855)が8.3%高の1326円まで上昇。 20日のニューヨーク金先物相場はほぼ1年ぶりに1オンス=1000ドルを突破。 株価の続落と景気後退の深刻化を背景に投資家の不安が高まり、価値保存手段 として金に対する需要が高まっている。在庫評価益の拡大観測から業績期待が 高まった。松田産業(7456)も8.8%高の1239円まで上昇。

いすゞ自動車(7202):8.3%安の88円まで下げ、2003年4月28日以来 の90円割れ。販売を伸ばしてきたロシアや東欧市場の需要が低迷し、収益の 先行き不安が広がっている。株式需給面で信用取引の買い残が売り残を大きく 上回っており、足元の続落傾向の中で処分売り圧力が高まっているという。

東洋電機製造(6505):5.7%高の502円まで上げ、昨年10月2日以来、 約4カ月半ぶりの高値を更新。中国で高速鉄道車両用の駆動装置を受注したと 22日付の日本経済新聞朝刊で報じられ、事業拡大期待から買いが集まった。

大阪ガス(9532):2.8%高の364円まで上昇。メリルリンチ日本証券は 20日、新規に投資判断を「買い」に設定した。

福井銀行(8362):5.6%安の304円まで下落。09年3月期の連結経常損 失額は、従来予想の15億円から95億円に拡大する見通しになったと発表。前 期実績は31億円の黒字。取引先の木原建設(本社福井県越前市)が19日付で 東京地裁に民事再生手続の開始を申し立てたことで、同社に対する債権取立不 能のおそれが生じた。

ゼビオ(8281):5.8%安の1378円まで下落。個人消費の低迷で高額なゴ ルフクラブの販売が不振なことを理由に、09年3月期の業績予想を下方修正 した。暖冬の影響でスキーなどのウィンタースポーツ関連も落ち込んでおり、 業績の改善には時間が必要との見方が広がった。

三菱電機(6503):4.2%安の365円まで下落。ドイツ証券は20日、投資 判断を「買い」から「ホールド」、目標株価を600円から360円に引き下げた。

郵船航空サービス(9370):3.8%高の1058円まで上昇。みずほ証券は 20日、投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。

ドクターシーラボ(4924):3.3%高の14万3900円まで上昇。発行済株式 総数の1%に相当する2800株、4億円を上限に自己株式の取得を行う。取得 期間は3月14日から4月13日まで。

東芝(6502):11%安の204円まで下落。読売新聞オンライン版は20日 午後、同社が3000億円を超す規模の資本増強に踏み切る方針を固めたと報じ た。東芝側は「適切な資本政策は常に検討している。現時点で知らせるべき事 実はない」とのコメントを発表した。

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