いすゞ株が03年4月以来の90円割れに、東欧不振や信用買い残警戒

トヨタ自動車と資本・業務提携関 係にあるいすゞ自動車の株価が大幅続落。一時前週末比8.3%安の88 円と、2003年4月28日以来の90円割れとなった。いすゞが販売を伸 ばしてきたロシアや東欧市場の需要が低迷、収益の先行き不安が広がっ ているほか、株式需給面で信用取引の買い残が売り残を大きく上回って おり、足元の続落傾向の中で処分売り圧力が高まっているという。

クレディ・スイス証券の岡部史アナリストは、先週17日以降に連 日で売り物に押されているいすゞ株について、「東ヨーロッパ向けの出 荷がほとんど止まっている状態。輸出はどこも厳しいが、トルコ、ロシ アは特に目立っている」と指摘した。

一方、日興コーディアル証券エクイティ部の西広市部長は、いすゞ 株の信用の買い残が積み上がっている点が売り材料になっている、と見 る。ブルームバーグデータによると、2月20日時点のいすゞ株の買い 残639万8000株に対し、売り残は280万2000株にとどまっている (いずれも日証金ベース)。

--共同取材:北村 真樹子  Editor:Shintaro Inkyo

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