ルクセンブルク首相:ユーロ加盟国にデフォルト・リスクなし

ユーロ圏財務相会合の議長を務める ルクセンブルクのユンケル首相兼財務相は22日、金融市場の混乱や景気 対策について、ベルリンで開かれた欧州首脳会合後の記者会見で次のよ うにコメントした。

◎金融危機について:

「金融危機は悪化している。われわれは早期警戒システムの導入で 合意し、危機解消に取り組まなければならない」

「これほどの規模の危機が決して再発しないようにすることが非常 に重要だ」

◎景気対策について:

「われわれは今日、さまざまな国の景気対策について協議した。景 気対策はあまり多用すべきではない。これまでの対策の効果を見極めた 上で、新たな景気対策を検討する必要がある。景気対策は長期的な目標 に基づくものであるべきだ」

「われわれは赤字を回避する必要がある一方で、信頼感を回復させ る必要もある。このために必要なのが出口政策だ。債務の拡大を容認し 続けることはできない。まとまったアプローチが必要だ。今回の危機で 浮き彫りになった不均衡についても話し合った。不均衡は拡大しており、 そのリスクは継続している。こうしたリスクの軽減に向け、中国とは常 に協議している」

◎デフォルト(債務不履行)のリスクについて:

「ユーロ加盟国にデフォルト・リスクがあるとは思わない。いずれ にしろ、リスクを抱えている可能性のある加盟国は、財政赤字に対処す る責任を担っていることを承知している。差し迫った危険はないとみて いる」

-- Editor: Craig Stirling

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Simone Meier in Berlin at +41-173-6544-263 or smeier@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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