ボルカー元FRB議長:米経済、世界的危機の影響に「長期間」直面へ

ボルカー元連邦準備制度理事会(F RB)議長は20日、需要鈍化が米国以外の国に広がるなかで、米経済は 世界的な金融危機の影響に「長期間」苦しむだろうとの見解を示した。

オバマ大統領の経済回復諮問会議の議長であるボルカー氏はコロン ビア大学での会議で、「大規模な経済危機のさなかにある」とし、「長 期間にわたってその影響があるだろう」と述べた。

ボルカー氏は2007年12月に始まった景気下降局面について、「米 国や海外での典型的なリセッション(景気後退)の類ではない」と発言。 信用市場てこ入れに向けた米政府や金融当局の取り組みは、インフレリ スクを一時的に緩和するに過ぎないとも警告した。

また、海外での需要鈍化の広がりに「衝撃を受けている」と述べた。 その上で、米国が景気低迷から脱却するのに力強い輸出拡大に頼るのは 一段と困難になっているとの認識を示した。

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