グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は反落。不動産市況悪化の兆候を受けて不動産株が 売られた。前週末比では5週で最大の下げとなった。

香港の不動産会社ニューワールド・デベロップメント(新世界発 展、17 HK)は4.4%安。オフィス賃貸料が1月に落ち込んだとの民 間統計を嫌気した。香港のオフィス物件を多く保有するスワイヤー・ パシフィック(19 HK)は2.4%下げた。

大和証券投資信託委託(香港)のファンドマネジャー、モナ・チ ュン氏は「センチメントは依然、非常に弱い」として、「相場を反 転させるきっかけがまだ見つからない」と話した。

ハンセン指数は前日比324.19ポイント(2.5%)安の12699.17と、 1月23日以来の安値で引けた。指数構成42銘柄中40銘柄が下落。 前週末比では6.3%安。週間ベースの下落は1月16日までの週以来 で最大だった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比2.8%安の

7066.32。

ニューワールドは7.16香港ドル。スワイヤーは46.85香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場で、上海総合指数は上昇し、週間ベースで今年最大 となっていた下げをやや縮小した。政府の景気対策を背景に家電メ ーカーや石油化学関連銘柄が高い。

中国2位の上場家電メーカー、広東美的電器(000527 CH)は

2.2%高。苛性ソーダなどを製造する上海氯鹼化工(600618 CH)は 値幅制限いっぱいの10%上昇。中国国務院(内閣に相当)が19日、 国内消費拡大や戻し減税の拡大を通じて家電業界と石油化学業界を 支援する対策を承認したことが好感された。

HSBC晋信基金管理の投資マネジャー、閻冀氏(上海在勤)は、 「景気対策を手掛かりに株価は当面上昇を維持できる」としたもの の、「なおもかなりの慎重さが必要だ。ファンダメンタルズ(経済 の基礎的諸条件)が大きく変化していない一方で、バリュエーショ ン(株価評価)は高まりつつある」と指摘した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比34.35ポイント(1.5%)高の2261.48 で終了。一時0.9%安を付ける場面もあった。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落。米パソコンメーカーのヒューレット・パ ッカード(HP)が業績見通しを下方修正したことを受け、最大の 輸出先である米市場での需要後退懸念からインフォシス・テクノロジ ーズなどソフトウエア輸出企業が売られた。指標のセンセックス30 種指数は週間ベースでは4カ月で最大の下げとなった。

インフォシス(INFO IN)は2.6%安。同社は売り上げの半分以 上を米国で得ている。インド政府が今会計年度内に計画している大 規模借り入れで金利が上昇するとのゴールドマン・サックス・グルー プの予想に反応し、ICICI銀行(ICICIBC IN)を中心に銀行株 も下げた。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前日比199.42 ポイント(2.2%)安の8843.21で終了。週間ベースでは8.2%下げ、 昨年10月24日終了週以降で最大の値下がりとなった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比46.5ポイント(1.4%)安の3402.4。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比41.15ポイント(3.7%)安の1065.95。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比91.93ポイント(2%)安の4436.94。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比34.41ポイント(2.1%)安の1594.94。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比9.88ポイント(1.1%)安の

889.71。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比6.95ポイント(1.6%)安の434.67。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比26.75ポイント(2%)安の

1296.94。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比18.36ポイント(1%)安の

1881.44。

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