1月の米CPI:0.3%上昇か、前年比は55年以来のマイナス-調査

1月の米消費者物価指数(CPI) は半年ぶりに上昇したもよう。企業は販売低迷に対応し、価格の上昇を 抑えている。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関71社を対象にまとめた 予想中央値によると、20日に発表される1月のCPIは、前月比0.3% の上昇になる見込み。昨年12月は同0.8%低下だった。前年同月比では

0.1%低下と、1955年以来のマイナスになるとみられている。

ウォルマート・ストアーズやメーシーズなど小売りチェーンの集客 の決め手は値引き。第2次大戦後最悪とみられるリセッション(景気後 退)が深刻化するなか、低価格戦略は今後も続く公算が大きい。金融当 局者の間には、価格上昇の鈍化がデフレにつながる可能性を懸念する声 もある。

FTNファイナンシャルの市場アナリスト、リンゼー・ピエグザ氏 は「出費に消極的な消費者が増えており、物価には下方圧力がかかって いる」と指摘。「需要がまるで存在しない。金融当局者の間には、短期的 なデフレに対する非常に差し迫った懸念がある」との見方を示した。

CPIは労働省が午前8時半(ワシントン時間)に発表する。ブル ームバーグ調査での予想レンジは前月比0.6%上昇-0.6%低下。食品と エネルギーを除いたコア指数は同0.1%上昇が見込まれている。12月は 同変わらずだった。

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