ヘッジファンド「ギンガ」2008年の運用成績3位-情報通信やサービス

ヘッジファンドの「ギンガ・サービ ス・セクター・ファンド」が日本拠点のヘッジファンドとして2008年の パフォーマンス第3位(調査会社ユーレカヘッジ調べ)となった。売り 買いを同時に進めるロング・ショート型の運用で情報・通信やサービス 産業への投資に特化した戦略が好成績につながった。

同ファンドに投資助言するスタッツインベストメントマネジメント の橋都亨氏は、今のヘッジファンド業界は金融市場混乱の直撃を受け 「焼け野原のような状態」と分析。ただ、ギンガは投資対象を情報・通 信とサービス業に絞り、東証1部の70-80銘柄に投資する戦略が奏功し たという。

ユーレカヘッジなどによると、08年の日本のロング・ショート戦略 の指標はマイナス9.9%だった。こうした中、ギンガはプラス13.2%を 記録、06年6月の運用開始以来の成績はプラス47.4%となった。1月末 時点の運用資産は約34億円。解約が相次ぐ中で08年夏以降、追加出資 などにより残高が数億円増加した。

橋都氏によると、ギンガでは銘柄選択の効果を最大限に引き出すた め、市場との相関の低い銘柄の発掘を目指し、「ほとんどの時間をリサ ーチについやしている」という。最近のヘッジファンドの運用低迷は、 各ファンドが同じようなポジションを取り、市場との相関が高まり運用 結果に差がなくなったのが一因と考えているからだ。

橋都氏は、サービス業にはホテル、レジャー、警備、広告など多く の業種がありセクター内で投資分散でき、「アルファ(銘柄選定効果) が得られやすい」という。一方、情報・通信については「インターネッ ト関連などで新しいビジネスモデルを持った会社なら成長の可能性があ る」とみている。

-- Editor:Kazu Hirano, Takashi Ueno

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