1月の地域別海外投資家動向:欧州、北米勢が5カ月連続で日本株売り

東京証券取引所が20日に発表し た1月の海外投資家の地域別売買状況によると、北米、欧州、アジア地 域は金額ベースでそろって日本株を売り越した。欧州が差し引き5578 億円、北米が1322億円と、ともに5カ月連続の売り越し、アジアは 1406億円で7カ月連続の売り越し。合計売越額は8297億円だった。

1月は、北米とアジアで前月から売越額がやや減少した半面、最大 の売り越し地域である欧州だけは売越額が38%増えた。1月末の日経 平均株価はその前の月に比べて9.8%安の7994円で、月末での8000 円割れは2003年4月以来、5年9カ月ぶり。

三菱UFJ証券の鮎貝正弘シニア投資ストラテジストは、「欧州地 域の景気の落ち込みは厳しく、米国以上に金融不安が高まっている」と 指摘。年度末を控え、「危機に耐え切れなくなったファンドからの解約 売りが出ている」と見ていた。

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