NY原油時間外:下落、38ドル台-OPEC減産は需要減に追いつかず

ニューヨーク原油先物相場はアジア 時間20日の取引で下落。世界的な燃料需要の減退を背景に、石油輸出国 機構(OPEC)の減産も供給を削減するには不十分との見方が根強い。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は一時、 84セント(2%)安の38.64ドルを付けた。シンガポール時間午前10 時19分(日本時間午前11時19分)現在、38.85ドルで推移している。 19日の通常取引は4.86ドル(14%)高の39.48ドルで引けた。原油先 物価格は年初来で13%下落している。

3月限は20日に納会を迎える。4月限は80セント安の39.38ドル で推移している。前日の通常取引は7.4%高の40.18ドルで引けた。

米エネルギー省が19日発表した先週の原油在庫は13万8000バレル 減少して3億5060万バレルとなった。在庫減少は今年初めてで、輸入が

8.9%減少した。国際エネルギー機関、OPEC、米エネルギー省とも今 年の原油需要見通しを引き下げている。

オルタベスト・ワールドワイド・トレーディングの商品ブローカー、 マイク・サンダー氏は「原油需要見通しが弱いことは、世界経済の減速 と歩調を合わせて見方が一致している。輸入がさらに減少しない限り、 原油価格が上昇する理由は限られている」と述べた。

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