短期市場:翌日物0.10%前後、準備預金9兆円台-短国オペ注目

短期金融市場の無担保コー ル翌日物は0.10%前後で取引されている。日本銀行が潤沢な資 金供給オペを継続するなか、この日も準備預金残高が9兆円台 と高水準が維持されている。一方、この日は短期国債買い切り オペの通知額が増額されるか注目される。

翌日物は朝方から0.09-0.11%を中心に取引された。

0.12%の取引も見られたが、0.10%を上回る調達希望は極めて 少なく、地方銀行や大手銀行の調達希望は0.08-0.09%で推移 している。前日の加重平均は0.106%と、1月6日以来の低水準。

レポ(現金担保付債券貸借)は、短期国債の発行日にあた る23日や24日受け渡しの翌日物が0.12-0.13%で低位安定し ている。

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られ、当座 預金は3000億円減の13兆5000億円程度、準備預金(除くゆう ちょ銀)は横ばいの9兆2000億円程度になる。準備預金は6営 業日連続の9兆円台で、必要積立額(1日平均)4兆6200億円 を大きく上回る。

企業金融オペ拡大、短国オペ注目

日銀は前日の金融政策決定会合で、担保の範囲内で無制限 に0.1%の資金が借りられる企業金融支援特別オペを毎週実施に 拡大した。足元でも共通担保オペが連日実施され、年度内のオ ペの落札金利は0.14-0.15%まで低下している。

一部に短国買い切りオペ拡大やターム(期日)物の誘導を 含めた対策を期待していた向きの失望感も指摘され、ユーロ円 金利先物相場が続落(金利は上昇)。期待先行で買われていた 国庫短期証券(TB)にも若干売りが出た。

ただ、短国買い切りオペの実施額は金融調節の判断で拡大 が可能。今週はまだ同オペは通知されておらず、この日の午前 10時10分の通知額がこれまでの1回4000億円から拡大される か注目されている。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを9営業日連続の 4兆円で通知した。スポットネクスト物(2月24日-25日)3 兆円、1週間物(2月24日-3月3日)は1兆円。前日のスポ ットネクスト物の平均落札金利は0.124%、1週間物は0.156% まで低下している。

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