代替投資ファンド:09年は報酬引き下げ迫られる見通し-マーサー

世界2位の保険ブローカー、米マ ーシュ・アンド・マクレナンの子会社であるコンサルタント会社、マー サーは19日、代替投資の運用会社、特にファンド・オブ・ファンズが 昨年のリターン(投資収益率)低迷を受け、報酬引き下げを迫られると の見通しを示した。

マーサーは電子メールの文書で、代替投資運用会社3400社を対 象に2年に1度実施している調査の結果を基に、代替投資の運用会社は 顧客の投資資金に関し最高水準の報酬を得ているとしている。文書によ ると、これらの運用会社は今年から投資家との報酬引き下げ交渉に対し 前向きな姿勢を示している。

マーサーの世界投資コンサルタント事業担当のパートナー、ディ ビエシュ・ヒンドシャ氏は文書で「実際の事例から見て、資産運用会社 は、これまで以上にコスト意識が高まっている顧客と報酬構造に関して 交渉する必要性が高まっている」と指摘。「ファンド・オブ・ファンズ のアプローチでは、アルファと呼ばれる大幅なプレミアムを引き出して いるが、新たな金融環境の下、このアプローチは困難になるだろう」と の見方を示した。アルファは資産運用会社が生み出す市場平均を上回る リターンを意味する。

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