与謝野財務相:日本経済の底抜け防止が首相の決意-政策手段駆使(2)

与謝野馨財務相兼金融相兼経済財政 政策担当相は20日午前の閣議後会見で、「どんなことがあっても日本経 済の底抜けを防ぐという決意を(麻生太郎)総理は持っている」と述べ、 「あらゆる政策手段を駆使して、経済が正常な飛行高度まで戻していく ことで、内閣も党も動かなければならないと思っている」と強調した。

与謝野財務・金融・経財相は、19日の米国株式市場でダウ工業株30 種平均が6年ぶりの安値に下落したことについて「いろいろな懸念材料 があり、株式市場でそれなりの評価を受けている」との見解を表明。日 本市場への影響については「日本は写真相場と言われているぐらい連動 しているが、東京市場にどのような影響が出るか分からない」と語った。

株式市場安定に向けた追加的な対策については、「PKO(株価維持 政策)が必要だということは党内に一部あるが、システムとしては確立 していない」と指摘。さらに、株式の買い入れ対象の拡大については「資 本主義経済の中で根本の問題として残っている。ただ底抜けということ は、経済無策になるので、そういうことをちゃんと考えている方もおら れる。まだ、どういう方向に物事が進むかは、時期尚早だ」と述べた。

金融担当相としては「3月末に向けたクレジットフロー(信用の流 れ)を円滑なものにする。これは、金融庁も日銀も力を合わせてやらな ければならないし、銀行界にもご協力をいただかなければならない」と 語った。さらに「日本政策投資銀行やJBIC(国際協力銀行)の役割 も大きなものとして期待していかなければならない」との考えを示した。

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