スウェーデンのサーブ:会社更生を申請-GMが切り離し(3)

スウェーデンの自動車メーカー、 サーブ・オートモービルは20日、国内法の下での会社更生を申請し た。親会社の米ゼネラル・モーターズ(GM)が20年にわたり不採 算だった同事業からの撤退を決め申請に至った。

サーブはスウェーデンの地裁に更生手続きを申請。ヤン・オーケ・ ヨンソン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、GMとの関係を断ち 切り経営資源をスウェーデン国内に回帰させると説明した。3カ月の更 正手続き後、サーブを「完全に独立した企業」として再生させることを 目指すという。

GMは18日、遅くとも2010年までにサーブを切り離す方針を示 し、スウェーデン政府からの金融支援が得られない場合は破産法適用 を申請すると表明。一方、スウェーデン政府は過去20年間中19年が赤 字だった事業に税金を投入するべきではないとして支援を拒んだ。

更正申請を受けてスウェーデンの裁判所は管財人を指名し、この 下でサーブは債務の75%圧縮を目指す。裁判所は3カ月後に収益力 回復への進展を検証し、最大1年まで更正手続きを延長するか、事業 清算・債権者への払い戻しを決める。裁判所は20日中に、当初の更 正申請の受理を決める見込み。

GMは1990年にサーブ株の半数を取得した。GMは3月31日ま でに、すべての欧州部門について措置を決定する。同社は米連邦政府 からの融資を確保するためコスト削減に向け事業見直しを進めている。

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