短期市場:翌日物0.10%前後で安定推移か、短国買い切りオペ注目

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%前後で安定推移しそうだ。日本銀行が潤沢な資金供給オペ を続けており、オペの落札金利も低下している。一方、短期国債の買 い切りオペについては、この日の通知額が拡大されるか注目されてい る。

19日の翌日物の加重平均は0.1ベーシスポイント(bp)低下の

0.106%と、1月6日以来の低水準。朝方は大手銀行や地方銀行を中心 とした調達で0.08-0.13%から始まった。取引が一巡すると、0.08 -0.11%に低下し、午後の取引は閑散だった。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物と40年債の発行日にあた り、資金需給は1兆円程度の不足。ただ、金融調節ですでに大方の不 足は埋まっているうえ、レポ(現金担保付債券貸借)が0.11-0.14% で低位安定しており、資金手当ては進んでいるとみられる。

日銀は前日の金融政策決定会合で、担保の範囲内で無制限に

0.1%の資金が借りられる企業金融支援特別オペを毎週実施に拡大。年 度末越え資金を潤沢に供給する姿勢を打ち出した。足元でも共通担保 オペが連日潤沢に実施されており、期日が3月のオペの落札金利は

0.14-0.15%まで低下している。

前日の市場では、決定会合で短国買い切りオペの拡大が示されず、 金利先物が下落(金利は上昇)。期待先行で買われていたTB利回り が小幅上昇した。ただ、同オペの実施額は金融調節の判断で拡大が可 能。今週はまだオペが通知されておらず、この日の通知額がこれまで の1回4000億円から拡大されるか注目されている。

準備預金9.2兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、当座 預金は3000億円減の13兆5000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は横ばいの9兆2000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想 では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)は4兆6200億円、積み終了 先は3兆5400億円。積みの進ちょくかい離幅はプラス5.3%となって いる。

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