米BONYメロン:ボーナス制限を懸念、幹部流出につながる-CEO

米銀大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロ ン(BONYメロン)のロバート・ケリー最高経営責任者(CEO)は19日、米 銀の行員に対するボーナスを制限することに反対の考えを示した。

同CEOはアラブ首長国連邦のドバイでインタビューに答え、報酬制限は国 内銀行と、制限の対象とならない外国銀行や資産運用会社とを差別することにな ると指摘。「不平等な競争環境という意図せぬ結果は、銀行の上級経営陣の安定 と業績立て直しが望まれているときに、上級幹部を失う心配が生じることを意味 しかねない」と語った。

各国政府が銀行救済に追われるなかで、銀行員のボーナスに対する風当たり は強い。米オバマ政権は公的資金注入を受けた企業のトップ経営陣の年俸を50万 ドル(約4700万円)以下に制限する方針を示している。BONYメロンも公的資 金を受け取った中の1行。

ケリーCEOは、自身を含めた最高責任者ではなく「資産運用者やデリバテ ィブ(金融派生商品)トレーダー、外為トレーダーなど、最高の収入を生み出す 人材のボーナスに影響が及ぶことを懸念している」と説明した。

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