円金利先物が下落、日銀ターム物対策に失望感-準預付利も延長(2)

午後のユーロ円3カ月金利先物 相場は下落(金利は上昇)。この日の日銀金融政策決定会合で一部に 期待されたようなターム物金利の押し下げ対策が見送られたほか、準 備預金の超過準備に0.1%の利息を払う補完当座預金制度が延長され、 ゼロ金利政策が復活するとの期待もはがれているもよう。

直近限月2009年3月物は前日終値99.350(0.65%)付近で推移 していたが、日銀の発表後に0.030ポイント安い99.320まで下落。 中心限月09年6月物も0.040ポイント安の99.435まで売られてい る。

東海東京証券債券ディーリング部の有麻智之シニアリーダーは、 「予想はしていたがターム物金利の対策はなく、高止まりするTIB OR(東京銀行間貸出金利)への言及もなかった。短期国債の買い切 り増額など、過剰な期待がはく落している」という。

付利延長-短国買い切りは増額の可能性も

日銀は社債の買い入れや、金融企業支援策として実施しているオ ペやコマーシャルペーパー(CP)買い入れ、適格担保緩和などの期 限延長を決定した。また、超過準備に付利する補完当座預金制度も 10月まで延長され、金利機能の維持をはかっている。

国内大手銀行の資金担当者は、付利の延長でこれ以上の金利引き 下げの思惑は生じづらいという。一方、0.1%で年度末越え資金が手 当てできる企業金融支援特別オペが毎週実施されるうえ、短国買い切 りオペも金融調節の判断次第で今週から増額される可能性はあるとみ ていた。

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