午後の日本株は堅調推移、円安好感で自動車や電機高い-東芝は一段高

午後の東京株式相場は堅調推移。 外国為替市場での円安傾向が追い風となり、トヨタ自動車やホンダなど 自動車株、パナソニックや京セラなど電機株が高い。前日に52週安値 を更新していた東芝は午後に一段高し、東証1部の売買高、売買代金で ともに首位となっている。

アイディーオー証券ディーリング部の菊池由文部長によれば、「値 ごろ感からの買いが中心だが、自動車株ではホンダの新型ハイブリッド 車の受注好調、トヨタの増産観測などの材料が出ている。良い材料には 押し目買いが入ってくる」という。

午後1時12分時点の日経平均株価は前日比56円94銭(0.8%) 高の7591円38銭、TOPIXは5.06ポイント(0.7%)高の

754.32。東証1部の売買高は概算で10億8812万株。値上がり銘柄数 は912、値下がり653。一方、昼休み中の東証立会外では約313億円の バスケット取引が成立した。

午後の東証業種別33指数の騰落状況は、値上がり業種が21、値下 がり12。輸送用機器、電気機器、情報・通信、電気・ガス、銀行が高 い。その他製品、保険、小売、不動産は安い。

売買は低調

株価指数は堅調なものの、午後に入っても売買は低水準となってい る。午後1時段階の売買代金は6626億円にとどまり、きのうの同時刻 を5.6%下回る。「売買代金の少なさや18年ぶり低水準の裁定買い残 など、市場参加者がいないことで、上値を取るだけのエネルギーがな い」(アイディーオー証の菊池氏)ようだ。

東京証券取引所が18日に発表した13日時点のプログラム売買に かかわる現物株式の売買状況によると、裁定取引に関連した現物買いの ポジションは当月限、翌月限の合計で3198億円と、前週末比で271億 円減少した。裁定買い残が少ないことで、「先物が安くなる場面でも極 端な裁定解消売りが出にくくなっている」(GCSAMの佐藤博最高投 資責任者)と、需給面は改善しているとの指摘がある。

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