オバマ米大統領:オイルサンド、「クリーンなエネルギー」になり得る

オバマ米大統領は、カナダのオイル サンドがクリーンなエネルギー源になり得るとの見方を示し、技術開発 のため同国と協力する方針を明らかにした。

オバマ大統領は17日、カナダ放送協会(CBC)とのインタビュー で、米国とカナダが二酸化炭素(CO2)の回収・地下貯留で協力するこ とは、「誰にとっても望ましいだろう」と述べた。オバマ大統領は19日、 カナダのハーパー首相との初の首脳会談のためカナダを訪問する。

米国とカナダの環境保護団体は、オバマ大統領に対し、同大統領が 提案している気候変動防止関連規制からオイルサンド事業を免除する働 き掛けを拒否するよう要請している。カナダの政府高官らは、同国が原 油輸出を制限すれば、米国の対立する国々への依存度が高まると主張し ている。オイルサンドからの原油抽出過程では、原油を砂や土から分離 する際、高温加熱する必要があるため、従来の原油生産より温暖化ガス の排出量が増える。

オバマ大統領は「米国は石炭の埋蔵量から見て産油国のサウジアラ ビアに匹敵するが、CO2を大量に排出する割安なエネルギー源への対 応という意味で、わが国独自の問題を抱えている」と語った。同大統領 は、米国における「クリーンコール」技術の開発を支持している。ゴア 元米副大統領ら環境保護活動家は、この技術の将来性について懐疑的な 見方をしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE