1月の米PPIは半年ぶり上昇か、景気先行指数は横ばいに-BN調査

1月の米生産者物価指数(PPI) は、燃料価格が落ち着くなか、半年ぶりに上昇に転じたもようだ。ブル ームバーグ・ニュースが金融・調査機関72社を対象に実施した調査で 明らかになった。

調査の中央値では、PPI全完成品は前月比0.3%上昇と見込まれ ている。前年同月比では2.4%低下(21社の中央値)で、2002年以来 最大の落ち込みとなりそうだ。昨年12月は前月比1.9%低下だった。

昨年の燃料価格下落や需要縮小が、インフレを抑制する要因になっ ている。リセッション(景気後退)深刻化で、企業が引き続き費用節減 を迫られる可能性もある。1月に開かれた連邦公開市場委員会(FOM C)の議事録では、一部の政策担当者がデフレのリスクを認識している 状況が示された。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、マイケル・ グレゴリー氏は「物価は今後も冷え込みそうだ」と指摘。「インフレか らディスインフレ(インフレ率低下)に移った。問題はデフレになるか どうかだ。金融当局はデフレ発生を阻止するため、できることを全部試 している」と述べた。

PPIは労働省が19日午前8時半(ワシントン時間、以下同じ) に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは1.1%低下-2%上 昇。食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%上昇(72社の中 央値)になりそうだ。前月は同0.2%上昇していた。

午前10時に民間調査機関コンファレンス・ボードが公表する1月 の景気先行指標総合指数(LEI)は、49社対象の調査予想中央値で 前月比横ばいが見込まれている。前月は同0.3%上昇だった。LEIは 向こう3-6カ月後の景気の方向性を示す。

フィラデルフィア連銀が午前10時に発表する2月の同地区の製造 業景況指数はマイナス25(48社の中央値)と、1月のマイナス24.3か ら悪化が見込まれている。指数はゼロが景況の拡大と縮小の境目を示す。

労働省が午前8時半に発表する14日終了週の新規失業保険申請件 数(季節調整済み)は、39社の調査中央値では62万件と予想されてい る。3週間連続で60万件を上回るのは、1982年以来になる。

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