米ヘッジファンドの本拠地グリニッチの住宅販売、1月は84%減少

米国のヘッジファンドの多くが本 拠地とするコネティカット州グリニッチの住宅販売は1月に前年同月比 で84%減少した。ウォール街の金融機関が損失拡大に見舞われ人員削 減を進めたことが背景にある。不動産ブローカーのプルデンシャル・コ ネティカット・リアルティのブローカー、ジョン・クック氏が明らかに した。

プルデンシャルのデータによると、1月の売却件数は7件と、前 年同月の44件から大幅減。平均売買価格は5%上昇し340万ドル(約 3億1800万円)だったが、1件が1000万ドル規模の物件であったこ とで全体がかさ上げされた形だ。

クック氏は「経済全般の事情を理由に買い手が二の足を踏んでい る」と指摘した。

ニューヨーク・マンハッタンの北東に位置し、車で1時間の距離 にあるグリニッチには約6万1000人が居住しており、100を超えるヘ ッジファンドが本拠を置くことから、ヘッジファンドの「首都」として 知られる。昨年は資本家の需要が落ち込み、グリニッチの平均住宅価格 が過去30年で最大の下落を記録した。

クック氏によると、グリニッチの不動産売買はウォール街と金融 業界の命運に密接に連動している。売却物件の少なくとも半分は金融サ ービス業界関係者が買い手だという。

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