米FBI、スタンフォード氏の80億ドル規模の詐欺疑惑を捜査か

米連邦捜査局(FBI)が、資産家 R・アレン・スタンフォード氏(ヒューストン在住)と同氏が経営する 企業が関与した疑いのある「大規模な詐欺」を捜査していることが、事 情に詳しい関係者1人の話で分かった。

米証券取引委員会(SEC)は17日、スタンフォード・インターナ ショナル銀行と関連会社2社が投資家から80億ドル(約7500億円)の 資金を集めたことに関連し、詐欺を働いたとして、スタンフォード氏と 同氏の側近2人を訴えた。SECの提訴は、被告3人に対し刑事責任を 問う内容ではない。連邦保安官は同日、スタンフォード氏が会長を務め る投資会社スタンフォード・グループのヒューストン事務所を閉鎖した。

米エンロンの証券詐欺訴訟で幹部の弁護を担当した弁護士、ダン・ コグデル氏は「SECの提訴は、刑事上の捜査や、刑事立件が不可避で あることの前触れだ」と指摘。同氏は、SECの訴状の内容を見ると、 検察当局は郵便詐欺、銀行詐欺、証券詐欺、マネーロンダリング(資金 洗浄)などの容疑を固める可能性があるとしている。

ダラスの連邦地裁に提出されたSECの訴状によると、スタンフォ ードの営業員は、アンティグア・バーブーダにある姉妹銀行スタンフォ ード・インターナショナル銀行に関連する譲渡性預金証書(CD)、最大 80億ドル相当を販売。投資家には、このCDが安全で、米銀発行の政府 保証付きCDと同様に流動性が高いなどと、事実と異なる説明をしてい た。

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