短期市場:翌日物は弱含み、足元資金に余剰感-TB0.235%

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.09-0.11%程度に弱含み。準備預金が5営業日連続で9兆 円台になるなど日本銀行が潤沢な資金供給を続けており、足元で余 剰感が強まっている。レポ(現金担保付債券貸借)は0.11-0.13% 付近で低位安定している。

翌日物は地方銀行などの調達で0.11%付近だが、日銀の誘導目 標0.1%を下回る0.09%の出合いも見られる。前日の加重平均は

0.107%と、1月6日以来の低水準だった。レポは国債決済集中日の 20日受け渡し分が0.11%、23日分も0.13%で推移している。

レポの低位安定を受けて、短期国債利回りにも低下圧力がかか っている。前日に実施された国庫短期証券(TB)3カ月物の5回 債入札では落札利回りが一段と低下し、この日は前日比0.5ベーシ スベーシスポイント(bp)低下の0.235%まで買われている。

午前9時20分の定例金融調節は見送られ、この日の当座預金は 1000億円減の13兆8000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は横ばいの9兆2000億円程度になる見込み。

連日大量に実施される国債買い現先オペや共通担保オペ、金額 無制限の企業金融支援特別オペなどを受けて日銀当座預金残高が増 加しており、銀行の手元資金も余っている。国内証券のトレーダー は、当座預金が一定水準を超えると、レポにも資金が回りやすくな るという。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを8営業日連続の4兆 円で通知した。スポットネクスト物(2月23日-24日)3兆円、 1週間物(2月23日-3月2日)は1兆円。前日のスポットネクス ト物の平均落札金利は1bp低下の0.137%、1週間物は0.6bp低い

0.158%だった。

一方、この日の日銀金融政策決定会合では、1年以下の社債買 い切りの詳細の決定や、企業金融支援特別オペやコマーシャルペー パー(CP)買い切りオペの延長、年度末に向けた長めの資金供給 オペの積極化が打ち出されると予想されている。また、短期国債の 増発に対して、短国買い切りオペが増額される可能性もある。

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