レナウン株が反落、45年続いた株主優待を休止-衣料不振が続く

紳士服「ダーバン」などを手がけ るレナウン株が反落。百貨店向けの販売不振が続いていることから、上 場以来、約45年間続いてきた株主優待制度を休止すると18日に発表 した。厳しい業績状況があらためて認識され、売りに押された。午前9 時1分現在の株価は前日比0.8%安の126円。

同社は18日の取引終了後、株主優待制度を休止すると発表した。 これまで2月末の株主に対し、主力ブランドの「レナウン」や「ダーバ ン」などの靴下やタオルセットといった自社商品を提供してきたが、業 績が不振なため、休止することを決定した。株主優待制度は1963年に 東証2部市場に上場した時に始めたもので、「株主優待制度のはしり的 存在」(法務・IR部長の山内浩史氏)だった。

東京と大阪で年2回開催している株主向けの優待セール「花と実の 会特別奉仕会」は続けるという。会社側は「苦渋の決断だった。まずは 復配を考え、優待制度も早期に復活させたい」(山内氏)としている。

また、地方百貨店の丸井今井(北海道札幌市)が1月に民事再生法 を適用したことに伴い、同社に対する債権について取立不能または取立 遅延のおそれが生じたとも発表した。債権金額は3億1300万円。

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