【注目株】出光、キリンHD、ブリヂスト、HOYA、T&D、スミダ

20日の材料銘柄は以下の通り。

出光興産(5019):20日付の日本経済新聞朝刊によると、環境負 荷が低いグリーン電力の小売事業に参入する。日本風力開発(2766) と共同で、発電時に二酸化炭素を排出しない風力発電所を設置し、オフ ィスビルなどに供給するという。

キリンホールディングス(2503):フィリピンのビール最大手、 サンミゲルビール(SMB)に43.25%出資する、と20日付の日経新 聞朝刊が報じた。19日までに、SMBの親会社である同国食品最大手 サンミゲルと株式取得で基本合意、取得額は1000億円前後という。

ブリヂストン(5108):今期(2009年12月期)の連結純利益は、 前期比71%減の30億円にとどまる見通し。世界的な景気後退でタイヤ 販売などが低迷、円高も続くと見て大幅な減収減益を予想した。想定為 替レートは対ドルで前期比19円円高の85円、対ユーロで同38円円高 の115円。配当は8円減配の年16円を予定している。

HOYA(7741):昭和電工(4004)との間で合意していたハー ドディスクメディア関連事業の共同出資会社の設立を4-6月期に延期 すると発表した。従来は1月をめどとしていた。

T&Dホールディングス(8795):新株発行などにより自己資本 を拡充すると発表。2400万株を新たに発行、360万株を需要に応じて 売り出す。19日終値で換算すると、資金調達額は約540億円。傘下の 太陽生命保険と大同生命保険への出資金に充当する。一方、ムーディー ズ・インベスターズ・サービスは19日、太陽生命と大同生命の保険財 務格付け「A1」を引き下げ方向で見直し対象とすると発表した。

アコム(8572):三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) と共同出資する連結子会社の消費者金融「DCキャッシュワン」を、5 月1日付で吸収合併すると発表。グループの事業効率化の一環で、2社 を経営統合する方針は昨年9月に表明していた。

三菱商事(8058):インドネシアにおけるニッケル・プロジェク トの開発・推進母体であるウェダベイニッケル社の株式90%を保有す るストランド社(シンガポール)の株式33.4%を、総額1億4500万 ドル(約135億円)で仏エラメット社から取得することで合意した。

塩野義製薬(4507):抗生物質製剤「フロモックス」の特許権に 基づき、大阪地方裁判所に対して輸入会社である伊藤忠ケミカルフロン ティアへの特許侵害訴訟を提起、仮処分命令の申し立てを行ったと発表 した。併せて、大阪税関長に対しては同社など輸入会社による輸入差し 止めの申し立てを行ったことを明らかにした。

スミダコーポレーション(6817):前期(08年12月期)の連結最 終損益は57億4000万円の赤字に転落したもよう。従来予想は11億3000 万円の黒字、前の期は28億5500万円の黒字だった。昨年10月以降、コ ンシューマーエレクトロニクス、オートモーティブ、パワーエレクトロ ニクスすべての事業分野で大きく落ち込んだ。構造改革費用や有価証券 評価損の計上も重し。

ローソン(2651):20日付の産経新聞によると、自社で企画した 105円のプライベートブランド(PB)「バリューライン」商品を09 年度に現在の約300品目から、約3倍の約1000品目に拡大する方針を 明らかにした。

鉄鋼大手:輸出が急減している、と20日付の日経新聞朝刊が報道。 円高の影響や主な輸出先のアジアで需要が減少、中国メーカーなどの低 価格攻勢もあって販売数量が落ち、1-3月の鋼材輸出額は前四半期 (08年10-12月)比で新日本製鉄(5401)は4割強、JFEホール ディングス(5411)傘下のJFEスチールは3割強減る見込みという。

ビックカメラ(3048):20日付の日経新聞朝刊によると、不適切 な会計処理を指摘されている問題を巡り、創業者の新井隆二会長が20 日付で相談役に退くことが分かった。今回の問題で責任を取るという。

関西ペイント(4613):同業の日本特殊塗料(4619)の株式を取 得し、発行済み株式総数の7.91%まで保有していたことが大量保有報 告書で分かった。関西ペが19日、近畿財務局に提出した同報告書の最 近60日間の取得状況によると、日特塗株を報告義務発生日の16日に 150万株(保有割合6.35%、1株281円)を市場内取引で取得した。

エルピーダメモリ(6665):スタンダード&プアーズ(S&P) は19日、エルピーダの長期格付けを「B+」に1段階引き下げると同 時に、格下げ方向で「クレジット・ウォッチ」に指定したと発表。市況 低迷により損失計上が続き、財務の健全性が大きく低下している上、短 期的な流動性に対する不透明性が高いことに基づくとしている。

カブドットコム証券(8703):09年3月期の期末配当金を1300円 にすると発表。前期と比べ700円の減配。株式個人委託売買代金や信 用取引残高の減少を背景に、利益水準が落ち込むため。

ソフトクリエイト(3371):エイジア(2352)と業務・資本提携 することで合意したと発表。ソフトクリがエイジア株1000株を取得す る。これにより、ソフトクリの対エイジア株の持分比率は8.59%と、 第2位の株主になる予定。

ゼクス(8913):有価証券売却損の計上により、09年5月期の連 結最終赤字は80億円と、従来予想は65億円から損失額が拡大すると 発表。前期は65億円の赤字だった。

セシール(9937):08年12月期の連結最終損益は14億1800万 円の赤字となった。前の期は41億1900万円の赤字。消費者心理の冷 え込みで、通信販売事業が振るわなかった。09年12月期は2億5000 万円の最終赤字を計画。

大塚家具(8186):個人消費の低迷で家具需要が減退、有価証券 評価損や固定資産減損損失なども重なり、08年12月期の単独最終損益 は5億3000万円の赤字となった。前の期は28億円の黒字。09年12 月期は2億4300万円の最終黒字への浮上を計画。円高を生かした輸入 商品の値下げなどで顧客を呼び込む戦略を強化、各種コストの圧縮も寄 与する見通し。

木徳神糧(2700):ほかの食料と比べ割安感のある米の消費が堅 調に推移、08年12月期の連結純利益は前の期比23%増の8億8000万 円となった。期末配当金は従来予想から1円増やし、3円とする。年間 配当は6円で、前の期と同額。一方、09年12月期の連結純利益は前期 比40%減の5億3000万円を計画。消費者の低価格志向を背景に、採 算が悪化する見込み。

あおみ建設(1889):同社と子会社のシンコー・テクノ、イワク ラは19日、東京地方裁判所に会社更生手続き開始の申し立てを行い、 受理されたと発表した。負債総額は396億円。東京地裁は弁済禁止な どの保全命令を出した。

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