【個別銘柄】AOC、トヨタ、建設、サッポロ、アサヒプリ、太平洋セ

18日の日本株市場における主な材料銘柄 の終値は以下の通り。

AOCホールディングス(5017):前日比5.3%高の537円。一時9.4% 高の558円まで上げ、1月7日以来の高値水準となった。18日付の日本経済 新聞朝刊は、同社傘下のアラビア石油がノルウェー領北海で油田権益を取得す ると報道。09年中に生産開始予定の油田で、投資額は権益取得と生産設備あ わせて約100億円の見込みという。事業拡大期待から買いが集まった。

建設:大成建設(1801)が7.7%高の196円など総じて高い。メリルリン チ日本証券は17日、大成建設の投資判断を「アンダーパフォーム」から「買 い」、目標株価を160円から220円、鹿島(1812)は「中立」から「買い」、 230円から280円、大林組(1802)は「アンダーパフォーム」から「買い」、 380円から480円、清水建設(1803)は「中立」から「買い」、400円から 480円に引き上げた。

トヨタ自動車(7203):1.7%高の3060円。18日付の日経新聞朝刊によ ると、同社は5月の国内生産台数を、2-4月の月平均に比べ約3割多い20 万台規模に引き上げる方針を固めた。4月までに在庫を適正水準に圧縮できる とみているという。業績の回復期待が高まった。

紙・パルプ:王子製紙(3861)が3%安の395円など軒並み安。UBS証 券は17日、王子製紙の投資判断を「買い」から「中立」、目標株価を610円 から420円、北越製紙(3865)を「買い」から「中立」、650円から420円に 引き下げた。日本製紙グループ本社(3893)は投資判断を「中立」に据え置い たが、目標株価は3600円から2500円に引き下げた。

太平洋セメント(5233):9.6%高の160円。メリルリンチ日本証券は17 日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」、目標株価を100円から 200円に引き上げた。

アサヒプリテック(5855):11%高の1187円。ニューヨーク金先物相場 が昨年7月以来の高値を付けるなど上昇基調を強めており、いわゆる「都市鉱 山」関連企業の収益好転につながるとみられた。松田産業(7456)は9.9%高 の1096円。一時10%高の1097円と、昨年11月5日以来の高値水準。

アルペン(3028):6.3%高の1642円。健康志向の高まりでランニングや ウォーキングなどの関連商品の売れ行きが良く、既存店売上高が堅調に推移し ている。09年6月期の業績は会社計画を達成できるとの楽観的な見方から買 いが入った。

サッポロホールディングス(2501):8.1%安の350円。米系投資ファン ドのスティール・パートナーズ・ジャパンは17日、サッポロへの33.3%株式 買い付け提案を撤回した。ただ、次回の定時株主総会では、現取締役の再任に 反対票を投じる意向。

日本電気硝子(5214):5.8%高の588円。みずほ証券は17日、投資判断 を「ホールド」から「強い買い」に引き上げた。

シーアイ化成(7909)、アイ・ロジスティクス(9321):両社とも3日ぶ りに取引が成立。シーアイは13日終値比81%高の385円、アイロジスは同 96%高の265円。伊藤忠商事(8001)は13日、持ち分法適用関連会社の両社 をTOBで子会社化すると発表した。TOB価格(シーアイ1株390円、アイ ロジス1株270円)にさや寄せする格好で買いが殺到。

ファンコミュニケーションズ(2461):14%高の8万3100円と連日のス トップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。1月の売上高は前年同月比33%増と なった。確実に収益を上げているとして買い安心感が広がった。

ノジマ(7419):9.1%高の301円。同社はラオックス(8202)の郊外型 家電販売事業の一部を継承する方向で検討を進めていることを明らかにした。 また発行済株式総数の2.51%に相当する50万株、2億円をそれぞれ上限に、 自己株を取得することも発表。事業規模拡大と株式需給の改善期待が高まった。

有沢製作所(5208):1.7%安の292円。09年3月期の連結最終赤字が従 来計画の7億5000万円から11億円に拡大すると発表。持分法適用会社ポラテ クノ(4239)の業績減額修正による。

塩野義製薬(4507):6.3%安の1516円。一時6.6%安の1511円まで下 げ、08年10月28日以来、約4カ月ぶりの低水準に沈んだ。抗肥満薬「S- 2367(開発コード名)」の後期第2相試験(フェーズ2)が、会社側の到達目 標を達成したことが17日確認された。しかし商品化にはハードルが高いとの 見方があり、買いが手控えられた。みずほ証券は18日、投資判断を「買い」 から「中立」に1段階引き下げた。

ケアネット(2150):ストップ高となる11%高の3万200円で買い気配 のまま値付かず。ケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合による株 式公開買い付け(TOB)に賛同すると表明した。買付価格(1株5万7000 円)にさや寄せする格好で買いが集中した。

プライムワークス(3627):16%高の14万3000円ストップ高。内部留保 などが充実したため、09年2月期末に1200円の初配当を実施すると発表した。 減配発表企業が相次ぐなか、投資家への利益還元姿勢と良好な財務体質が評価 された。

朝日インテック(7747):11%高の704円。野村証券金融経済研究所は 17日、投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を800円から1000円に引 き上げた。

堀場製作所(6856):0.9%安の1418円。これまで好調だった自動車計測 システム事業が低迷し、09年12月期の連結営業利益は前期比68%減と落ち込 む見通し。ただ、同事業や医用システム機器の中期的な成長期待は根強く、売 り買いが交錯する展開となった。

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