アルペン株が急反発、健康志向で高機能スポーツ用品好調-業績安心感

スポーツ用品を販売するアルペンの 株価が一時、前日比9.6%高の1694円まで急反発。健康志向の高まりで ランニングやウォーキングなどの関連商品の売れ行きが良く、既存店売 上高が堅調に推移している。今期(2009年6月期)の業績は会社計画を 達成できるとの楽観的な見方が広がり、投資資金が流入した。

アルペンでは顧客のニーズに見合った自社ブランド(PB)の展開 や、ナショナルブランド(NB)メーカーとの提携した品ぞろえを目指 している。また店舗戦略では、新規出店を抑制し、既存店の活性化を進 めている。

この点について、野村証券金融経済研究所の風早隆弘アナリストは 17日付の投資家向けのメモで、NBに対する消費者の嗜好(しこう)が 強いことなどを挙げ、「無理なPBの拡大の見直しや既存店の活性化な ど、内部充実への経営戦略の変化は店舗競争力を高める上で有効な策」 と評価し、業界内の優位性が高まっているとの見解を示す。

戦略変化の成果は足元の業績に表れている。アルペンが6日に発表 した08年7-12月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益 は前年同期比85%増の46億円と大幅に伸長。既存店売上高は3.5%増 えた。商品別の売上高を見ると、ゴルフ用品はルール適用クラブの買い 替え需要一巡などで低迷したものの、一般スポーツ用品ではランニング シューズやウォーキングシューズ、高機能のウエアなどが伸びた。

会社側の09年6月期の連結営業利益計画は前期比11%増の94億円。 ブルームバーグ・データによると、同社をカバーするアナリスト5人の 同予想の平均値は96億円。野村証ではこれまでの97億円から103億円 に引き上げた。

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