人民元建てA株は「売り」、上海総合指数が2300突破で-HSBC

英銀大手HSBCホールディングス は18日、上海総合指数が2300ポイントを上回る水準に上昇したが、フ ァンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の裏付けがないため、投資家 は中国人民元建てA株を売るべきだと指摘した。

同指数は、上海証券取引所上場のA株と外貨建てB株全体の動きを 反映する指標。年初からの騰落率は今年に入ってプラス25%と、世界の 90株価指数のなかで最高となっている。1月の銀行貸出が過去最高の伸 びを記録したことや製造業指数が上昇に転じたことを受け、中国政府の 景気対策は効果を表しているとの観測が強まった。17日の終値は

2319.44ポイント。

HSBCのストラテジスト、スティーブン・スン氏は17日付のリポ ートで、さまざまな景気刺激策の発表や3月の全国人民代表大会(全人 代)を前に、株式相場には「さらなる上昇余地があるかもしれない」が、 「われわれはファンダメンタルズの裏付けがないとみており」、上昇は持 続しない可能性があるとの見通しを示した。

スン氏はまた、A株よりも香港上場中国企業株(H株)に投資する 方が安全だと指摘した。ハンセンH株指数は今年に入って8.9%下落。 株価収益率(PER)は9.1倍と、上海総合指数(18.3倍)の半分以下 にとどまっている。

HSBCは、上海総合指数の今年末の予想水準を2300ポイント、ハ ンセンH株指数を9000ポイントとしている。

-- Editor: Richard Frost

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Chua Kong Ho in Shanghai at +86-21-6104-7011 or kchua6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Linus Chua at +65-6212-1530 or lchua@bloomberg.net

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