新生銀株が上場来初の100円割れ-通期、赤字予想発表後も14%下げ(2)

新生銀行株が上場来安値を更新し、 100円を割り込んだ。100円割れは04年2月に東証1部に上場して以来 初。上場大手8行中の最安値となっている。2009年3月期は480億円の 最終赤字になる見通しで、経営健全化計画の未達が確実となった。この 業績予想の下方修正発表後も下落傾向が続いている。

18日終値は前日比4円(3.9%)安の98円。この日は前日の米国株 安などを受けて銀行、証券など金融株全体も安くなったが、新生銀株は 3日連続で上場来安値を更新。年初からの下落率は約30%に達した。下 方修正の理由は欧州での投資損失や不動産向け貸出の不良債権の増加な ど。08年4-12月決算も321億円の赤字だった。

新生銀の08年4-12月決算と09年3月通期の赤字予想について、 市場では「負の遺産に係る損失処理は道半ば」(野村証券金融経済研究 所の守山啓輔シニアアナリスト)など評価は厳しい。下方修正発表後も 株価は約14%下落した。新生銀は経営を建て直すため公的資金の注入を 受け、金融庁に収益計画を提出している。

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