AOCH:ノルウェー領北海で再開発油田の10%権益を取得(2)

AOCホールディングス傘下のアラ ビア石油は18日、ノルウェー領北海で油田の権益10%を取得すると発 表した。投資額は1億ドル(92億円)。

今回取得するのは、ノルウェー南西部沖に位置するイメ油田と隣接 する2探鉱鉱区の権益の10%。アラビア石油のノルウェー子会社を通じ、 操業管理するカナダの石油開発会社タリスマン・エナジーの現地法人か ら取得する。

イメ油田は、1990年代後半に原油を生産し現在は停止中。生産施設 の建設や生産井の掘削は既に始まっており、今年10-12月には生産が開 始される予定。生産開始後4年間の平均生産量は、日量約2-3万バレ ルが見込まれている。

アラビア石油は今回取得したノルウェー領北海のほか中東地域を上 流事業の重点地域と位置づけており、同社広報部長の菊池一夫氏は、「1 月末にはイラク政府に入札資格審査を提出済み」と中東地域でも新たな 権益取得を目指していることを明らかにした。

アラビア石油は昨年、1950年代から操業を行ってきたサウジアラビ アとクウェートの中立地帯カフジ油田から撤退。2月22日には、中国南 部の海上にある陸豊油田の契約が失効するなど新たなエネルギー源確保 が急務となっていた。

18日付日本経済新聞朝刊は、アラビア石油がノルウェー領北海で油 田権益を取得し、イラクで油田開発のための入札参加を目指すと報じて いた。

AOCHの午前の株価終値は前日比33円(6.5%)高の543円。

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